11時に病院へさくらを送り届け、それから手術が終わったという連絡をもらったのが15時54分でした。
先生から無事に終わりましたと聞いたときは、全身の力がスーと抜けました。
まだ、麻酔から覚めていないので、もう一度連絡をしますと言われ、
先生からの連絡を待ちました。
午後18時、麻酔から覚めたので迎えに来てくださいと連絡をもらい、
迎えに行きました。
病院のケージの中で、一生懸命立ち上がろうとしているさくらちゃんがいました。
病院に入院するより家の方がストレスなくゆっくり休めるので、
連れて帰った方がいいとのことでした。
術後の点滴も終わり、傷口の確認と最終の処置が終わり、自宅へ連れて帰っても良いとの許可が出ました。
さくらちゃんをひとまず車に乗せて安心させてから主治医の話を聞きました。

主治医のお話
手術は短時間で終わり、ほとんど出血もありませんでした。
摘出した脾臓の画像を見せてもらいながら、脾臓の腫瘍に3か所穴が開いていていたこと。
おそらく、土曜日に空いたのではないかと。
何故、大出血が起こらなかったかというと、穴が開いたところを何層もの膜が穴をふさいでくれたから
だということでした。
その膜も見せてもらいました。
内臓の出血はなかったけれど、手術で切ったところらの出血が止まるのに時間がかかりました。
連れて帰る時には止まっていましたが、念のため少し傷口を圧迫しています。
明日の夕方ぐらいには、圧迫しているテープは取ってもいいとのこと。
術後の一番の心配は、腫瘍が悪性のものであれば、血栓が出来てしまうということです。
今日は、血栓ができにくい薬を点滴で入れています。
明日、ご飯を食べないようだったら、点滴に連れて来てください。
摘出した腫瘍は病理検査に出します。
10日後に抜糸と検査結果をお話しします。
検査結果を聞くのは心配だけど、もう、何があってもさくらちゃんには、しんどい思いをさせないと決めました。

イメージ 1
病院から帰ってきてから、安心したのかぐっすり寝ています。

今回のさくらちゃんのケースは、いくつもの良い偶然が重なって無事に帰ってこれたのだと思います。
まず、土曜日にさくらちゃんの変化を見逃さなかったこと。
次に友達がたまたま来てくれていて、病院へ行くように勧めてくれたこと。
病院でのエコー検査の結果、破裂前の腫瘍が見つかったこと。
(実は穴が開いていたが幸いにも膜がふさいでくれていた。)
手術を受けることが出来る体であったこと。
心配だった手術までの期間を無事に過ごせたこと。
そして、一番力強かったのが、皆さんからの応援と励ましでした。
みなさん、本当にありがとうございました。
元気になったさくらちゃんとまた、たくさんの思い出を作って行きたいと思います。